かとっぽ

     地獄(じごく)炊き        


     うどんのおいしさを味わう伝統の味
    
五島手延べうどんの代表的な調理法

       

    材料

   五島手延べうどん・・・・・適量

     付け汁

   煮出し汁   みりん   しょうゆ

     薬味

   ねぎ ・・・・適量    しょうが  

   かつお節 ・・適量    たまご

 (作り方)

(1)大鍋に湯をたっぷりとわかし、手延べうどんを入れる。

 煮えてきたら、各自でとっていただく。付け汁はしょうゆだけでもよいし、

 あごの煮出し汁やみりんで割ったものものでもよい。

 たまごを割入れ、好みの薬味を加える。

大勢の人々が鍋を囲みながらいただく素朴で豪快な料理であり

 行事食や家庭料理として親しまれてきました。

    地獄炊き余聞

  五島うどんの原点は何といっても地獄炊きであり、沖で仕事が一段落した処で食べる味は正に至福のひとときです。この幸せは極楽であり、どうも地獄とメニューに書くのはふさわしくありませんが、昔の人の話では、はじめて食べた旅人が“しごくおいしい”とほめたのが、地獄おいしいと聞き間違えたのが、この言葉の起こりであると伝えられています。 

  五島手延べうどん協同組合 発行  遊麺三昧(ゆめざんまい) より