かとっぽ

    上五島洋上石油備蓄基地       


 上五島石油基地は緊急事態による石油輸入の滞りに備え昭和59年(1984年)10月から4年の歳月と総工費2,000億円
を掛け、昭和63年(1988年)9月完成した世界初の洋上石油備蓄基地です。
 折島(右側)と柏島(左側)を結ぶ防波堤に、長さ390メートル幅97メートルの貯蔵船5隻そ配置し、備蓄容量は440万
キロリットル(88万キロリットルX5隻)で、これは現在日本国内で消費される全石油量の約7日分に相当します。
 平成12年(2000年)長崎新聞に連載された「次代(あす)に残そう長崎百景」に上五島町から「岩屋観音」と「上五島
石油備蓄基地のイルミネーション」が選ばれました。
 貯蔵船に備えられたライトは数千個でこうこうとした光を夜空に反射しています。
 観音岳、高熨斗岳からもその全景を存分に楽しむことができます。

上空からの基地

岩屋観音から見た基地